本日のビオトープでは、アキノノゲシが咲いていました。
もうすぐ秋。
もうすぐオープン一周年です。
本市では、環境未来都市にふさわしい「都市と自然との共生するまち」を目指し、「響灘・鳥がさえずる緑の回廊創成事業」を進めています。その中核的な取組みとして、響灘地区にある廃棄物処分場跡地に、自然創成となる日本最大級の広さ41haの響灘ビオトープが誕生しました。 市民が生物多様性に配慮しながら自然とふれあえる魅力ある自然環境学習拠点です。
8月25日(日)、鹿児島純心女子大学非常勤講師で日本・国際トンボ学会会員でもある成見和總氏が来園されました。
成見先生は長年トンボの研究に携わっておられ、鹿児島の藺牟田池でのベッコウトンボ保全活動でも有名な方です。
この夏北九州地方は晴天が続き、ビオトープの湿地はかなり干上がってしまっていたのですが、24日にまとまった雨が降り、成見先生が来られた時にはほぼ満水の状態になっていました!まさに恵みの雨を連れてきてくださいました。
ヌマガエルの大合唱の中、ビオトープを視察していただきました。ベッコウトンボをはじめ湿地に生息する生物の多様性を保つため、私たちに何ができるのか、たくさんの貴重なお話を伺うことができました。
ご自身の著書「路傍の昆虫記」をいただきました。ありがとうございました!
ビオトープも藺牟田池も、ベッコウトンボの楽園であり続けますように!
8月12日、ビオエンスが開催されました。
これは北九大とのコラボ企画で、子供たちに昆虫採取をしてもらい、その昆虫をスケッチして図鑑まで作っちゃおう!というイベントです。初めに学生からビオトープについての紙芝居をつかった説明を聞きました。
さらにパワーポイントによる本日のイベントについての案内。草原の昆虫を北九大・九大の学生たちと、水辺の昆虫を北九州高校魚部の学生たちと探します。
普段は採取が禁止されているビオトープですが、この日だけは特別にOK!みんな期待にワクワクしています!早速出発!
テレビの取材もありました。
なにがとれたかな?
水辺では魚部が大活躍。
採取のあとはネイチャーセンターで図鑑を作りました。まず目の前の虫たちがどんな種類のものなのか、図鑑で調べます。
そしてスケッチして、みんな思い思いの図鑑を作りました。
そのあと、採取した虫のポイントによって、いちばん高得点だったご家族を表彰しました。
最後は、みんなで虫たちを元の場所へ返してあげました。
子供はもちろん、保護者の皆さんも昔に帰ったようでとても楽しそうでした。夏休みのいい思い出になったことでしょう。
8月3日、夏のワークショップ「ナイトツアー」が開催されました。
北九州高校魚部の皆さんが案内役になり、普段見られない夜のビオトープで明かりに集まる昆虫を観察しょう!という企画です。参加した皆さんには「ライトトラップ」の設営から体験してもらいました。
周りが暗くなってくるに連れて、虫たちが明かりに集まってきます。最初は離れてみていた子供たちも自然に集まってきました。
写真ではわかりづらいですが、虫だらけです。コガタノゲンゴロウが3匹も飛んできたのには魚部員たちもびっくり!
最後にネイチャーセンターで、本日見られた水生昆虫についての説明を聞きました。たくさんの種類を観察することができました。
最後は部長の締めの挨拶で終了。楽しいひと時をありがとう。次回のナイトツアーは17日(土)の予定です。お申し込みはお早めに!